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光が丘デジタル写真館 |
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【2013.06.22】 |
From : 武縄 正 |
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がんばろう!日本(青森ねぶたの家) |
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■青森シリ-ズ(その2)は、2011年1月に開館した青森駅隣接ウォ-タ-・フロント地区の文化観光交流施設・ねぶたの家「ワ・ラッセ」です。 青森市の人口は約30万人ですが、毎年8月2~7日に行われる日本一の火祭り「青森ねぶた祭」には期間中、全国から300万人を越す観光客が訪れます。 ねぶたは旧暦7月7日の七夕行事として始まりました。農作業の支障となる真夏の睡魔を海や川に払い流す「眠り流し」が起源といわれ、仙台七夕、秋田竿燈とともに東北三大祭のひとつ・・国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 ねぶたの家「ワ・ラッセ」は、ねぶたの掛け声「ラッセ-ラ」と、祭りを通じて生まれる人と人の「輪」を合わせて名付けられたもので、年間を通じ市民や観光客がねぶたの雰囲気・祭の伝承を楽しむことが出来るようになりました。 多くの企業・団体が、毎年数千万円を越す巨費を投じて著名なプロのねぶた師に制作を依頼する中、青森駐屯地は、巨匠たちに負けない勇壮な「自衛隊ねぶた」を隊員が毎回手作りし、これまでに半世紀・50年の出陣を数えています。 |
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![]() 02 ワ・ラッセ ① ![]() 03 ワ・ラッセ ② 昨年は、青森ねぶたに初めて女性の大型作品が登場しました。 |
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01 津軽武者絵凧: 観光物産館(アスパム) | |||||
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04 ワ・ラッセ ③: 昨年の最優秀制作者賞・知事賞 |
05 ワ・ラッセ ④: ねぶたの裏側(見返り) |
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館内の展示は毎年8月、その年の優秀作品4~5点と入れ替えられます。 | |||||
![]() 06 ワ・ラッセ ⑤ |
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![]() 08 ワ・ラッセ ⑦: ねぶたの制作過程を示す「手」 |
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ねぶたは下絵をもとに角材と針金で像の形を整え、中に多数の電球を配置して外側に紙を張り、最後に色付けをしてようやく出来上がります。 | 07 ワ・ラッセ ⑥: 著名なねぶた師による「面」 | ||||
5月の連休にはウォ-タ-・フロント地区の青い海公園(10・アスパムのすぐ隣り)にねぶた小屋が林立し、各グル-プとも秘策をベ-ルに包みながら3ヶ月余の期間、全力で制作に取り組みます。 | |||||
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この記念館は、世界の板画家・棟方志功のコレクション日本一を誇ります。 青森発祥の地・善知鳥(うとう)神社の近くで生まれた志功は昭和45年に文化勲章を受章-その前年には青森名誉市民第1号にも推挙されました。 数え切れないほどの板画(量産のイメ-ジがある「版」ではなく、木の温もりや手作りの感じがする「板」)に加え、独特な色彩表現の倭画・油絵にも心を打たれる作品が多く遺されています。 |
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09 棟方志功記念館: 女人観音讃描(倭画) |
10 夕暮れの観光物産館・アスパム 八甲田大岳をイメ-ジしたピラミッド形の観光施設-上層階の展望台からは、青森港・陸奥湾や市内・八甲田の山々等がぐるりと一望できます。 |
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